卒業研究に大切なこと – かたつむりは電子図書館の夢をみるか
はてブを見ていたら、偶然母校(?)の方のエントリが。まぁ、この方は筑波大図書館情報専門学群、僕は図書館情報大ですが。
図書館情報専門学群は毎年、卒業式で分野*1ごとに1名程度、卒研が優秀だった学生を表彰する、という制度があるそうで・・・
(略)
*1:マネージメント、社会、システム、開発の4つ
僕はどの分野だったか…?思い出せない。だけど、分野が5つだった気もする。ただ、いろんな雑多なジャンルが集まった分野だった気がする。まぁ、つまりは、あまりものですが。JAVA3D(?)とかなんか難しい数式っぽいのとか、図書館とか、データベースとか、野球とか、漫画とか、和菓子とかやってたので。最後のほうは、その分野の中でも、僕の居た研究室の人のテーマ抜粋ですが何か?
上記エントリでは卒業研究に大切なことがいくつか書かれている。まぁ、納得。
でもね、僕は一番重要なことはまた別にあると思うんだよね。特に、それほど優秀じゃない人や、まじめな人には。それはなにかってーと、
妥協すること
だと思うんだよね。だってさ、卒業研究なんて、学会とか、なんか上っぽい学の世界じゃそんなに期待も重要視もされてないでしょ?たぶん。んでさ、研究機関も1年とか長くても2年くらいでしょ。そんなんで大層な研究(成果)が出るとも思えないし。それなのに、大風呂敷を広げてしまったり、そんな人が何人もいた。
同じ研究室で、何人も同じようなものをやっている人たちが居た。「で、それは意味あるの?」って質問してあげたかった研究がいくつもあった。なんか全てを否定することになりそうでしなかったけど。
卒業研究(論文)は、何か新しいことを提唱したり論ずるための論文なのか、卒業するための(卒業に必要な)論文なのか。僕のような、優秀ではない人たちには、後者でいいだろうし、そう割り切ってしまったほうがいいと思うんだよね。僕のような優秀でない人間が真面目に研究研究研究ってやってると、苦労した割りに「で、それは意味あるの?」になりやすい気がする。
ところで、自分がどの分野だったのか?と思って、すげー久しぶりに卒論ファイルを開いた。rar圧縮して、HDDの隅っこにポツンとあったアレを。もう6年ぶりだったよ。目次にどこの所属か書いてなかったので即効閉じたけどね。