みちの会のメンバー・走順は「高橋−山本−宮城島−皆川−澤田−吉田−高橋」という「高橋で始まり高橋で締める」というオーダー。
なんだかあっという間にスタートの時間。自分が1走じゃないと、ホントあっという間。元気くんを見送り、着替えて、2走の山本くんが出て行く前後でアップを始める。が、どうにも調子が上がらない。…あまりないと思っていたが、やっぱり昨日の疲れが残っているのか?それとも緊張か?
2走のトップが帰ってきたあたりで次走者待機枠に入る。やっぱり緊張している。やばいなー。周りに話せる人がいない。やばいなー。あ、青いウェアが見えた!山本くんだ!
レースが始まれば、緊張も疲れも忘れていた。でもいきなりスタート地区で戸惑ったりも。コースは一目見て「長っ!」でも、そのパッと見のコースを2周なんだよな…。とりあえず、いかにも簡単そうだったし、コントロールはすべて道から見えるということだったので、そういうのを念頭に入れたプランをする。
がんばってガンガン走る。途中で同じ3走のゼッケンの人とすれ違う。たぶん違う周回のコースなんだろう。2ポで、入る道を間違えた。2本目2本目と思っていたら3本目だった。ここで体感2分くらいのロス。その後はがんばって走って会場のスペクテーターズレーンへ。途中で時計のストップウォッチを起動していないことに気づいた。邪魔なので給水とともに預かってもらった。水を飲み、浴びたときは、なんだかアスリートっぽくて笑えた妙な気分。
気合を入れなおしたと思ったらそのすぐ次でつぼる。ここは体感1分〜2分のミスと思っていたがラップ解析では45秒くらいだったようだ。その後もふんばって走り続ける。この汗は血はチームの汗血涙!とかなんとかカッコいいこと考えながら走っていた。馬鹿だ。
10-11でがんばって走っていたら足が攣った。一瞬、飛び跳ねた。やばい。こんな、レース中に攣るなんて初めて。いやまて、これリレーだぞ。こんな、あと少しでタッチなのに。こんなところで。やばいやばいやばい…。一気に思考が加速する。
落ち着け。
走れないのなら、止まれ、そして、ゆっくり歩け。歩けるか?まだ足がピクピクする?よし、とりあえず歩けるな。足の筋肉を伸ばせ。うお、硬くなっているな。ゆっくりだぞ、ゆっくり。そう、では歩け。走れるか?ゆっくりだぞ?よし、痛みの程度に気をつけつつ、走り始めろ。足とは、会話し続けるんだ。
ここでのロスは体感で約1分。ラップ解析と一致。11を取った後は普通に走ることができた。でもまた攣るのが怖くて最高速は出せない。のぼりは我慢して上る。ラスポをチェック。ときわのウェアが見える。一瞬佐々木くんかと思ったが藤本くんだった。会場に出て、滑り台のところでUターン。ここで一気に加速してときわを抜き去る!と思ってスピードを上げた一歩目、足が攣った。
こ、こんなところでぇ…!
あと数十メートルだったので歩くこともせず、がんばって走る。不恰好だった。
あとは皆川さんに託し、チームに託す。それにしても、抜くことはあっても抜かれることは無かったように思える。途中で入間市OLCの山下くんとすれ違ってタイム差を大体把握したりもした。とりあえず、自分のレースは、そう悪くは無いはず。タイムは計ってないのでまったくわからなかった。が、トップタイムは40分くらいで、僕のタイムが49分くらいだったようだ。10分差か…。昨日がトップ29分で自分が35分。似たようなものか。やっぱり今の自分はそんな位置。
O-Newsの関係で写真をたくさん撮る。そうこうしているうちに優勝争いも見えてきた。みちの会の入賞もけっこう現実的に。僕の時点で13位。少なくとも目標である「去年の順位(12位)よりは上」は達成できそうだ。4走もときわとみちの会が同じくらいでタッチ。5走は見逃した。6走は雄哉が速すぎ。やっぱりあいつはリレー強いな。入間とときわが同時に7走にタッチ。坂本くんVS小泉くん。なんて面白い組み合わせ。いきなりダッシュする小泉くんの気合が伝わってきた。
少しして吉田さんも帰ってきて順位は8位。これは…入賞も見えてきたか。しかし、さすがにこの差があると入間とときわを捕らえるのは難しい。その上が落ちてきてくれるとうれしいのだが…。
そして、結果、5位入賞!やったね!
まぁ、うちのチームは4〜6走の制限選手ががんばっていて、1〜3走の若い男がもうちょっとがんばれば、もっと余裕を持って入賞争いに絡めたのではないか?というところ。う〜ん、もっとがんばらないとなー。それにしても、やっぱり3走でよかった。僕と吉田さんが逆だったら、どっちもより遅かっただろう。走順については、ベストマッチだったんじゃないかな、今回は。
やっぱり入賞はうれしい。2年前はときわで2位入賞だった。去年は1走の僕が大コケで波に乗れなかった。来年は…どうなるかな。
帰り道。やはりアイスを食べて高速へ。ガソリンを入れるのを忘れていて、かなりギリギリでSAにたどり着く。雨もそれほどではないまま、渋滞も全然ないまま帰り着いた。やっぱり6時間くらい。いやー、お疲れ様でした。