飯能で行われたkocciのナビゲーション講習会にサポート(?)として参加。この講習会、80人くらい集まって、驚き。
まずは設置。とはいってもフラッグではなく、テープを巻くだけ。だが、地図が2003年のものだったこともあり、道が消えていたり。そもそもコースが難しかったり。その後、講習を聞きつつ、参加者の周りを回って質問に答えたり。最初は自分なんかが講師側として教えるなんて、いいのかな?と思っていたが、だんだんわかってきた。確かに参加者のナビゲーション能力(知識・技術)は教えを請うだけのものであり、自分たちが培ってきたものはそれなりのレベルにあるということ。たいしたことないと思っている僕の技術・知識でも、そういえばもう10年以上のキャリアがあるんだ。
午後の実地講習では天覧山で班ごとに短いコースを回り、その後それぞれ長いコースに行くことに。僕は柳下さんの班のサポートとして着いていった。しかしこの班が20人以上いて、とても声が届かないし、後ろのほうの人はただ着いていくだけになってしまっていた。そこで途中から班を2つに分けて、僕もメイン講師の1人に。
多少不安はあったものの、講師がそんな姿を見せてしまっては受講者も不安に思ってしまう。(オリエンテーリングの指導でも一緒だけど)自分の失敗は「わざと」のようにしたり、すべてをわかってやっているように見せながらコースを回る。まぁ、問題はなかったと思うよ。
たった1回の講習では身についたとは思わないけど、それでも役に立った勉強になったと喜んでもらえてこちらも嬉しい。この日教えた人の1人は翌日のジュニアチャンピオン大会にもエントリー済みと言っていた。そして次の日、大会当日も会って話をすることができた。そういえば名前聞かなかったけど。ラスポで写真を撮っていたらその人が現れ、2時間以上かかってしまいました〜と言っていた。でも昨日のを受けなかったらもっとかかっていたと思う、と言ってくれた。楽しそうだったので良しとしよう。
そんなわけで、講習会のスタッフ側も含め、また知り合いというか世界が広がったわけで、それはいいことなのだと思う。いろんな人と話をしたりしていると、大会会場での時間が早い。速すぎるよ。
そして、世界はまだ広がる。