適当に考えていて、まだうまくまとまっていないから、とりあえず垂れ流している程度だけど。
オリエンテーリング界というある程度の範囲があるとして、そこの外部から入ってくるお金とは?出ていくお金とは?
愛好家のほとんどがオリエンテーリング界の外部で仕事をし、収入を得ている。しかしこの時点では愛好家は外部の一部である。この収入の中からオリエンテーリングの大会に参加費を払う。それは外部からオリエンテーリング界に入ってきたお金。
大会の準備のために、地図製作会社にお金を払う。これはオリエンテーリング界内部での動き。大会資材をホームセンターで買う。これは外部への流れ。
大会参加費が予算ギリギリで、収支が僅かなプラスもしくはマイナスで終わった場合、一連の流れで生まれたのは参加者の体験活動だけで、お金はほぼすべてが外部から来て外部へ流れる。
最終的な収支が大幅なプラスの場合、そのプラス分を次回の原資にできる。それだけ大がかりなことができるようになり、更なる黒字も期待できる。お金の一部はオリエンテーリング界に残る事になり、更なる成長のために使われる。
お金は外部から取り込むことで界隈の総資産が大きくなり、発展のための糧になり得る。内部に全く残さないやり方では、すべてのイベントが独立したその場限りのもので終わってしまう。
むしろ、実際はスタッフの人件費などほとんど支払われていないのだから、エネルギー的には外に出ていくばかりではないだろうか。
大会や業界を発展させたいのなら、最低料金で身を削るのではなく、儲けて、次に投資するのがいいと思い始めた。
今の自分は、大会の利益が販売品の購入原資になっても、その先が生活費、つまり外部へお金を流しておしまいにしてしまっている。
もっと、オリエンテーリング界内部でお金が回るようにしなくては発展していかないのではないだろうか。
別の例え…今の大会はそのほとんどが収入≦支出になっている。人件費を抜いても。それで回しているのはつまり自転車操業というもの。それが発展無いことはほぼ確か。現状維持もしくは緩やかな衰退を望むのならばそれでいい、だけど発展を望むのであれば、それは脱しなくてはならない。
追記:収入≦支出と書いたけど、そうでもないかな。実際自分でやった大会はそれなりに黒字だった。まぁ人件費をちゃんと払えば赤字、というその程度。人件費を最低限の日当程度払い、あとは打ち上げの飲み代で消える、というのがほとんどなんじゃないのかなぁ?次のための設備投資みたいに回しているところってあるのかな?あ、でも関西のほうで何かで黒字になってEカードを買った、みたいのがあった気がする。それは発展に向けているのか。いい例だな。