またまた全然まとまらないけど、思ったことを書き連ねていく。
音楽CDが売れなくなった原因とテレビの衰退は関係があるのではないか – 空気を読まない中杜カズサ
この記事はTVという受動的に情報を得る(与えられる)メディアが衰退していったことでそれに頼る部分が大きかった音楽業界が…というお話。たぶん…。
んで、知名度のない人は受動的に聞いてくれる機会が減ったので、そこから売れる(買ってもらう、そもそも聞いてもらえる)のが非常に難しくなってきている、と。TVに代わって伸びてきているのはネットだけど、ネットは基本的に能動的な情報取得手段。
ふむ、音楽業界は文字とかで伝えにくいのでまず聞いてもらうことが非常に重要なので受動的なメディアが使えないと痛い、ということなんだけど、まぁ他の業界でも受動的に情報を受け入れてもらえれば楽というか効果的なんだろうなと思う。
僕が昔コンビニで働いていたときに思っていたのは「見えなきゃ売れない」ということ。商品を選ぶのは能動的だけど、並んでいる商品っていうのは店側が選んだものであり見せたい(売りたい)ものであり、それらを見るというのは受動的な行動。
オリエンテーリングの広報について考えるとどうだろうか?オリエンテーリングも、まぁ魅力なんかをうまく文字で伝えるのは難しい。ネット上、大会サイトなんかを開設するのは、結局参加(予定)者の能動的な情報探索を待っているもの。それはもともと「参加しようかな?」と思っている人を参加に結びつけるもの。それももちろん大事ではあるけれど。
逆に、「参加しようかな?」とは特に思っていない人に受動的に情報を浴びさせ、「参加しようかな?」という気にさせるにはどうしたらいいだろうか?それはまず存在を認知してもらう、というのと似ている。これもやっぱりTVがあれば認知させ、振り向かせる事ができるかもしれない。でもそれは予算的なこととかで、現状は非常に難しい。効果については、影響力が減ってきたとは言えTVの破壊力はまだまだ強力だ。
では、TVではなく、一般の人が受動的に情報を得るものは何があるのか?そういったところの広報に手をつけ始めることで、新たな人を引き込むことができるのではないだろうか?無論、引き込んだときに内側の準備が出来ていないと困るが、それはまた別のお話。
このTV以外で、できれば安価に、多くの人が受動的に情報を浴びてくれるメディア・やり方って何かなー?というのはいまいち思い浮かんでいない。まぁ人が多く通る場所(駅の改札付近とか)の広告とか、ショッピングセンターのイベント情報掲示板みたいなのとかはそういったものの一種かもしれない。大会の時の会場で入り口なんかもその1つかな。他には何があるだろうか。