17年ぶりというドラゴンボールの映画を見てきた。
元々見に行くつもりだったけど、そういえば今日からだったんだ、と思い出したのが20時半くらい。そこから映画館を調べ、22時45分からスーパーレイトショーがあるというので見に行ってきた。
全体的には面白かったけど、いくつか良くなかった点もあり。
以下、ネタバレ含むので注意。
ネタバレ
ストーリー
今回は地球の危機と言えば危機だけど、これまでに比べたら危機感は薄い。この短い時間なら、それくらいの軽いノリの方がいいんじゃないかと思う。
- 序盤で破壊神ビルスがフリーザに言及しているけど、フリーザってそんなに凄かったんだ、と再評価させるかのよう。通常状態の悟空を見て「フリーザを倒せそうにない」という発言があったけど、それって
- 気を開放していない非戦闘状態だったから
- 超サイヤ人にならない状態では今でもフリーザフルパワー以下
のどちらなんだろうか?
- 劇場版だからなのか、超サイヤ人状態で気が強くなっているのか、悟空が初見で相手を舐めすぎ。相手を見て強さがわからないなんて雑魚の仕事でしょ。
- マイ41歳…
- ブルマ38歳(サバ読んでるらしく実際は41歳だとか)…
- 悟空が負ける、というラストは良かった。なんだかんだでゴットに目覚めてよくわからん超パワーで勝つんでしょ、みたいなこれまでの劇場版スタイルをいい意味で裏切ってくれた。
- 上には上がいるもんだ、というのは最初の天下一武道会決勝のセルフオマージュなのだろうか。
声優
- 今回、声優で酷いのが目立った。いやまぁ、前の劇場版から17年経っているから、当時と同じ声を出せというのも無理があるのはわかっているけど。
- かーめーはーめーうぁぁぁってなんだよ。波だろ、かめはめ波!
- それ含め、悟空の喋り方が酷い。野沢雅子は「私の中でずっと悟空は生きている」と言ってたらしいけど、生きてるからこそ変化してしまっているのかもしれない。(まぁ毎年ドラゴンボール関係の仕事は来ているようなので、ずっと演じ続けてもいるんだけど。)
- 子役というか、トランクスとかピラフ一味の声が、無理に子供っぽい声を出そうとして妙な声になってる。
- 界王神とか老界王神ってあんな声だったっけ?
- しょこたんの予言魚は違和感なかった。さすがに長いセリフは無理だろうけど、うまくはめ込んだ感じ。
- 白バイ女性隊員役に女子柔道ロンドン五輪金メダリストの松本薫とあったけど、無理矢理入れた感が酷いし、声優じゃない人に演技させるのが酷い。
- 界王様、ベジータ、クリリン、ブルマあたりは安定して以前と同じ声を出せている気がする。
- まぁ結局17年という年月の重みはツライね、ということだけど。
設定
- 正しい心を持ったサイヤ人5人のパワーを与えて超サイヤ人ゴット?なんかドラゴンボールAFで似たようなの見たような。(7人の超サイヤ人の力でドラゴンボールを復活させるとか)
- この宇宙は7番目の宇宙で全部で12個の宇宙がある?なんかドラゴンボールマルチバースの設定みたいな…。
- 6人目のサイヤ人として生まれてもない、妊娠発覚間もない状態のパンが…?あれ、ブラってパンより年上じゃなかったっけ?存在消された(忘れられた)?と思って調べたら逆に1歳年下だったのね。
その他
- なんかCGバリバリって感じなのが、キレイだけど違和感もあった。
- 一般人が空を見上げる描写が複数回あってくどかった。
- その中の1つはセンベイさんだった(?)から、それはいいけど。
- 都市の中で戦っている時に、周りのものをまったく壊さず、そこから移動して自然の中での戦いになったらガンガン破壊しまくるのは異様だった。なんでも東日本大震災に配慮してだとか。えぇ…。
- トランクスとマイが最後良い感じだったのは良かったね。
いやまぁ、結局楽しめたんですけどね。