3月19日に、福岡県にて「めんたいガジェットフェス」というイベントが有りました。私のTwitterのTL上でもけっこう盛り上がってました。
このイベントの存在は前から知っていたのですが、今回は参加しませんでした。TLとか見てて、すっごい楽しそうでいいなーと指を加えていたのですが、おそらく次回以降も参加しないです。それはなぜなのか?誰からも聞かれていないのですが、自分がスッキリするためだけに書いておこうと思います。
イベントの目的
今調べたら今回のには特に書かれていなかったのですが、以前に見たときにこのイベントの目的のようなものにこんなことが書かれていました。それは、「普段こういうイベントは東京中心で、福岡とかあまりない。だからこちらのガジェット好きの人のためにもこんなイベントを福岡でやる」というようなことでした。(うろおぼえ)
なので、このイベント自体は福岡…からもう少し広げて吸収とか西日本のガジェット好きの人のためのものなんだろう、と理解しています。だから自分が関東に住んでいる限りはおそらく参加しないです。楽しそうで羨ましいんですが。
チケット制
展示などは自由に出入り可能みたいなんですが、メイン部分はチケット制になっています。つまり定員があります。それを関東住みの自分が1つ取ってしまうのは違うのではないか?と思っちゃうんですよね。定員が埋まらないようなイベントなら参加しますけど、これほぼ確実に埋まるイベントになってますしね。
今までの経験から
私は前世紀からずっと「オリエンテーリング」という競技をやっています。今はほとんど引退状態ですけど。
これの大会は全国で行われていて、毎週のように全国を飛び回って大会に参加していました。ただ、その地方の大会で、いくつか「このままでいいのか?」というようなものを見てきました。
オリエンテーリングの競技者は日本全国でも3,000人は以内程度で、1つの大会で500人も参加すればけっこう来た方、1,000人の大会なんて最近では殆どありません。そしてやはり人口が多いところに競技者も多いです。しかし大会自体は地方でも行われています。その少ない競技者が一斉に地方の大会に移動しているイメージですね。どこの大会に行ってもだいたい同じような参加者たちです。
で、地方の大会に行っても、参加者の多くは人口の多いところの人達、つまり外から来た人たちです。大会運営者もそちらを主な客層と見ていて、地元の人達をあまり見てないんです。その地方のオリエンテーリングを盛り上げるには地元の参加者を増やさなければならないのに、都会から参加者がたくさんきて盛り上がってるのを見て成功と言ってるようなイメージです。
なんか、違うよなーと思っています。やっぱり地方の大会に行ったらその地方の人が中心で、その中に混ざるというのが面白いんだと思います。ホノルルマラソンに参加したのに参加者の95%が日本人だったらなんか違うと思いますよね?
…とか思って今Wikipedia見たら…
1984年の第12回大会以降、長年に亘り日本航空(JAL)が協賛しており[3]、現在の正式大会名は「JALホノルルマラソン」となっている[4]。近年は参加者の過半数近くを日本人ランナーが占めている。
ホノルルマラソン – Wikipedia
ですって…。過半数が日本人…。
まぁそんなわけで、やっぱりめんたいガジェットフェスは(定員が埋まっているうちは)そっちの地方の人のためのイベントであるべきだよな、と。
外の人にも役目はある
もちろん、西日本以外の人が行くなと言っているわけではありません。参加して、その様子を伝えたりすれば宣伝になりますし、それを見て地元の人が「こんなのがあるのか、次回は自分も!」と思ってくれることもあるでしょう。
でもまぁ、それは私の仕事じゃないよな、もうそれをやってくれる人はたくさんいるし、私は影響力のあるブロガーとかじゃないですし。
参加するための条件
というわけで、私は現状では参加しませんが、条件さえ合えば参加します。
- 福岡もしくはその周辺に住む
- 定員制じゃなくなる
- チケットが完売しない
- めっちゃ影響力のある人になる、もしくはそういうメディアに所属する
これらのうちどれかがあれば参加したいですね。
…
そんなことを、楽しそうなタイムラインを嫉妬の目で見ながら思ってたこの連休でした。