http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080727AT1G2504J26072008.html
図書館職員の資質向上策を検討してきた文部科学省の有識者会議は、豊かな実務経験や研さんを積んだ司書を「スーパー司書」として資格認定する制度の導入などを盛り込んだ改革案をまとめた。司書の研修制度を充実させ、図書館が地域社会のニーズにより的確に応じられるようにすることを求めている。
最近の図書館は急速に進む情報化への対応や子供の読書活動の支援など、単に本を貸し出すだけではない多様な役割を期待されている。例えばインターネットと紙の資料を組み合わせて高度な情報提供を実現する「ハイブリッド化」などが求められている。
単に本を貸し出すだけではない、っていうのは、別に最近に限ったことではなく、昔からだろう。そんな、小学校の図書委員じゃあるまいし。まー、僕も司書資格は持っていますが、実務経験はないし、知識も古いし、有能な司書の方に一段上の資格を与えるのはいいんじゃないですか。
そういえば、僕らは大学4年間で図書館情報学を勉強して資格をもらったわけですが、毎年夏休みの研修(講習)があって、それを受けて司書資格をもらいにくる人たちがいました。それはつまり、役所などで図書館に配属されたけど司書資格を持っていない人たち。実際に司書として働く道は、司書資格を持っている人を図書館に、ではなく、図書館に転属して、そのときに資格を、という流れが多いらしい。