とりあえず言えることは、オリエンテーリング界において「僕にしかできないこと」なんて1つも無い、ということ。「僕がやらなければならないこと」も、同様に無い。僕がやってきたこと、これからやること、やってしまったこと、考えたけどやらなかったこと、できなかったこと、できないことも、すべて他の誰にでも、又は誰かになら出来ること。
僕で無ければならない、ということは、とりあえず今の段階で存在しない。在るのは、「僕がやりたいこと」だけであるし、その「だけ」が複数あって、それすらも処理し切れていないし、やり遂げるだけの力量も持ち合わせていないと言うこと。
少なくとも、原動力は「やらなければならない」義務感や使命感では(少なくとも自分の場合は)なく、「やりたい」という個人的な欲であるし、そうであるべきだと思っている。
何が一番か、ということを考えるよりも、とりあえず思いつくものを何でもやってみればいい。一番のもので10を得るよりも、1しか得られない(もしかしたら0で終わるかもしれないものも含めた)ものを50やったほうが、結果的に得るものは10を越えるかもしれない。モチベーションが上がらない「10得るための仕事」をするよりも、「0かもしれないし良くても2くらい、だけど楽しい」というものを実行したほうが、遥かに成果も、充実感も、快感も得られると思う。