O-Ringenに行きたい。むしろ日本で開催したい。

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 スウェーデンでは今O-Ringenがやっていて、というか今日が最終日なのかな?ともかく、現地からのオフィシャルな動画も幾つか上がってきています。

 O-Ringenには2年前の2009年に1度だけ行きました。できれば来年、2012年はまた行きたいと思っています。(とは言っても、こういうのは一人で行っても虚しいので、仲間でワイワイ行くのが正解なんですけど。)

以下、今回も煩雑にダラダラ思いついたことを纏めもせずに書き連ねていきます。



で、2009年に行った時も、大会自体がものすごくワクワクして、楽しかったものでした。またもう一度行きたい参加したいと思いました。でも、どうせなら日本でこんな大会が開けないだろうか?日本でここまで楽しめるようにならないだろうか?とも考えます。

O-Ringenのような大会を開く、どうしたらいいでしょうか?

どういった大会を開けば、O-Ringenのような大会を開けたと言えるのでしょうか。

O-Ringenの何がそんなにワクワクして、楽しかったのでしょうか。

ふむ…。

O-Ringenの特徴を書きだしてみよう。

  1. 5レースを含む複数日大会でレースの間に休養日もある、だいたい1週間くらいの大会。
  2. 参加者は万を軽く超える。
  3. 万を越える人が来場するので、O-Ringen Townとも呼ばれる町が出来上がる。
  4. それを収容するだけの宿泊施設というか、広大な土地にキャンプしたり、一般の家が1週間家を貸してくれたりする。
  5. 会場にはオリエンテーリング関係の店や、食べ物系の店もたくさん
  6. 4日間のレース結果で、5日目はチェイシング形式

こんなもんでしょうか。

大会の形式としては1や5の特徴のようなもので、これは、まぁ、日本でもやろうと思えばできないことはないんじゃないかな?というもの。
でもやっぱりワクワクの一番は参加者数が多いことじゃないかな、と思う。参加者が多いから、2万人が一度に会場に集まるわけじゃないけど、そこらじゅうにオリエンティアがいるし、それを相手にする店も出る。町もできる。

この人数が多いから、というのはとても重要な要素で、難しいものでもある。日本で言えばクラブカップとかだって、中身は単にリレー大会で、そりゃあ7人でのリレーがいいだとかクラブのどうたらとかの理由を付ける人もいるだろうけど、それは多くの場合、普段も大会に出ている人が言う言葉であって、普段そこまで大会に出るわけでもない人がこの大会に出る理由はやっぱり「人が多くて仲間もいるから」だと思う。それはクラブカップに限らず、例えば東大OLK大会だって、中身は別に他の大会と変わらない普通の大会なんだけど、昔からの人数が多い(というイメージ)が人を惹きつけている部分は大きい。(実際、中身を見れば細かい点で丁寧とは言えないような、他の大会に劣っている部分、というはどちらの大会もある。)その人数が多い、と認識されるまでに築きあげてきたものは非常に素晴らしく、それが最大の武器になっているのはいいことなんだけど。

でも、今の日本でどんなにかき集めても(ここ3年間に大会に出た人をみんな集めても)2000から2500人くらいしか集まらないだろうな。まぁそれくらい集まれば人数が多くて楽しいと思ってくれる気はするけど。

5〜600人くらいの、今の「人数がまぁ多い」と言える大会では、会場のみんなが待機している場所をちょっと離れると人がほとんどいなくなる。まぁ体育館1個か1個半くらいの範囲に人が固まっているといった感じ。これが2000人を超えると、学校中にどこでも人がワラワラいるような感じになる。(ハセツネとかそんな感じ))この「どこに行っても人(仲間)がいる」というのは、人数が多いと感じてワクワクしてくる。僕の感覚だけど。

話がズレているけど、人数が多くなればそれに伴って施設やら環境やらも大規模なものになっていき(運営面では大変になるけど)ワクワク感も増して来る。だから、とりあえず人をたくさん集める大会は楽しいし、楽しいと思わせれば人も集まってくるし、それは好循環になるんじゃないかな?ということ。

好循環、ということは、つまり循環させなければならないわけで、つまりは連続した複数年で行われるということ。
毎年1000人規模の大会かー。運営的に、自分としては、やってられねーなー。そんな精神もたんですわ。2009年は何を思ったか2つも大会開いたけど、2010年は大会開く気力無かったしな。2011年は百式開いたけど、来年は???大会の感想でも来年は完走したいとかあったけど、来年…まったく約束できないし、むしろ今のところやるつもり無かったり。

まぁそのあたりは別に国が違っても変わらないものだと思う。だから年ごとに運営団体は別だし、それぞれにプロモーションしている。まぁ日本でいう全日本大会とかと同じようなイメージだと思う。当然まとめている人(所)はあるんだけど。

うーん…。

O-Ringenは楽しい。海外の大会は(海外という未知…というか非現実の世界ということもあって)ワクワクする。でもかなりの出費が必要。
むしろ日本でそんなのできないの?がっつり1週間近くオリエンテーリングできるような、バケーション的な大会。
やっぱり夏か。暑いな。藪いな。でもほかにいつできるんだ?(がんばれば)1週間くらい休みが取れる日って?秋とかの連休は年によっていろいろ変わるし、せいぜい3,4日だろうし。やっぱり夏休みというのは取りやすい気がする。
でも、そんな時期だから、当然、大学やらクラブやらの夏合宿もあったりするんだよね。大学の夏合宿は確かに4泊5日とかで長かった。それにプラスして5日間大会、というのはね…疲れそう。
トップ選手はWOCとかあるし、それの直前でも直後でも出場しにくいよなー。

でも、日本で5日間大会くらいの、やってみたいな。2009年にやったジャンボリーをもっと拡大させて、という感じだけど。

うーん…。

もうちょっと環境変えて、心も強くして…そうすれば、どうにかなるか?

あー、うん、そうそう。
日本のオリエンテーリング界に足りないのはお金じゃなくて人。何よりも人が足りない。お金は、あんまり求めていないというかあってもどう使っていいのかわからないのだと思う。(うまい使い方を提案できないと思う。)現在でも費用は掛かっていて、それで貧乏というのはあるけど、それでお金があったからって何かが解消したり発展するのでもない。でも今は何かを実行する人や方針を定める人や、そういうのが足りない。適当に文句言うだけの人はいるけれどね。直接引き上げれば、そういう場に登ってくれるひともいるだろうけど、引っ張り上げる人もいないし、自ら登っていくような人も少ない。誘われれば頼まれれば運営やるけど、声を掛けられなければ無視、という人が多いということ。
まー僕自身、踏み込めばいろいろ仕事が回ってきそうで(自分が処理しきれなさそうで)なるべく踏み込まないようにしているので、偉そうなことは言えんのだけれど。

結局、自分含め、プロフェッショナルにはなれないんだよなぁ、と。

O-Ringenの話からはまたまた大きくズレてしまったけど、いつかあんな大会を日本でやりたいね。参加したいね。日本でワクワク楽しくオリエンテーリングしたいね。で、そう思っているだけでは絵空事なので、問題を小さく分けて、1つ1つ潰して、小さな一歩をたくさん作り上げていきたいね。というお話。

まとめると、O-Ringen行きたい。

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この記事を書いた人

静岡県静岡市清水区在住のウェブサイト運営者。ネット上ではc-miya、orefolderなどの名前で活動しています。

ストレスに弱いので、できるだけ好きなことだけをして生きたいと思いながら生活しています。「楽しい」が優先順位の一番上に来るようにしたいですね。

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