結局、この3年間、僕がどれだけのことができたのだろうか。とくにこの1年は、本当に何もできず(やらず)ただただ見守ることしかできないでいた。この3日間でも、僕に出来たことといえば全てのレースが終わった後に花束を1つ渡して「おつかれさま」と声を掛けたことくらいだった。
僕の言葉は、行動は、彼女を動かしたのだろうか、留めてしまったのだろうか。ただ、僕の力は関係なく、最後の最後で表彰台に登る事が−それも最初はそんなに乗り気では無かったリレーで−出来たのはよかった。4年間、おつかれさま。この3年間、あなたを見守ることができるのは、僕には嬉しいことでした。