ぐるぐるナビのお手伝い

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 先週の日曜はADVENTURE DIVASのぐるぐるナビ中級編のお手伝いに行ってきた。当初はフラッグが必要なので借りたいということだったのだけど、どうせ暇だし一度見てみたいと思ったので直接現地へ行くことにした。

 あくまでフラッグを渡すのが主目的であり、あとは軽い見学のつもりだっただけど、着いてみるとちゃんとスタッフとしてカウントされていて仕事(主に設置)も割り振られていた。まぁその方が役立てて嬉しい。

 今回は人数少なめで、参加者7人、スタッフ4人だった。内容は森林公園のOマップを使って拠点まで周りを見ながらみんなで歩いて行き、しばらくクイックO、のちにポイントOなど。午後は常設コントロールを使った簡単なミニロゲイン。

自分のこと

 ハセツネ後の怪我をして以来、少し走ってみてはまだダメを繰り返しつつ、4ヶ月ほどまともに運動していなかった。そろそろ走れるだろう、と思ってたのだけど、午前のポイントOで走っていると後半で足裏に僅かながら痛みが。いろいろマイナスな感情が湧き出てくる。

 お昼を挟んで午後のロゲインはどうしようかなー、走れないことはないけど、足の痛みが少しでも出てきたのがちょっと嫌なところだなー、ロゲインは出走せずにもう帰ろうかなー、なんて考えていた。が、また1つ設置を頼まれて走っていく。帰ってきて地図を渡されて、あれよあれよという間にスタート。あー、まーいっか。

 ところが今度はまた別の問題が出てきた。膝だ。
走りだして20分かそこら経った頃、膝がおかしくなり始めた。今までの経験から、疲労による痛みであり、あとに残る怪我的なものではないと思われるけど、とりあえず今は無理したくない痛み。

 そんなわけで半分以上を歩いてのロゲインとなった。逆に足裏の痛みは殆ど無かった。でも下りとかで膝は痛い。なかなかの苦痛な時間が続く。それでも全体2位(スタッフ内2位)の成績だったので一安心。もう走りたくないーと思ったけど、まだ撤収があるんだよなーとゲンナリ。でも行かないと回収できないし…。

 ショックだったのは、膝も疲労から来ているのでそうだけど、たったこれだけの運動でこの身体の疲労度だということ。運動時間にしても全体で2時間もない。結構な部分は歩いている。にもかかわらずこの疲労。4ヶ月運動なしのツケはけっこうでかかったようだ。

 そして月曜、火曜と筋肉痛が続く。いやいやいや、5時間走ったとか72km山の中走ったとかならわかるよ、でも日曜のはそんなにアップがあったわけでもない、時間も強度も大きくない、なのにこんなザマかよ。

 3月からは走り始めて、まずはゆっくり慎重に100km、その後4月150km、5月200kmを目指そうと思っていた。それが出来ればまたハセツネに挑戦できるな、と思ってた。…思ってた。

だけど現実はこの身体。単に体力低下だけだったら、まだ半年以上あるからなんとかすればいい、でも足裏の痛みがまだ出てきていたというのがあまりにもショックだった。ひどい痛みではなかったにせよ、そのまま続けて1時間とか走ってられない(そうしたら後に残る)ようなじんわりとした痛みの広がり。

今年のハセツネは回避かな…。

そんな自分のことはまぁいいや。

ぐるぐるナビについて。

 今回はオリエンテーリングマップを使ったけど、基本的にこの講習会は地図読みを主軸においてあって、オリエンテーリングやロゲインはあくまで手段というか講師陣のバックボーンになっているだけ、みたいな感じ。

オリエンテーリングやロゲインを前面に出すとそこで壁を感じて入ってこれないらしい。うん、それはわかる。知らない言葉がいきなり出てきても得体のしれないものだもの。

ただ、結局この講習会を通じて、どういう姿になりたいのか、その目標とする像が見えてこないなーとも思う。ぐるぐるナビだけじゃなくて、ナビゲーションを謳う講習会すべて。

講師陣はみんなナビゲーションスキルがあって、山に行ってもそんなに酷い迷い方はしないしミスをしてもリカバリーできる。その能力は欲しい。でもその人になりたいのか?その人はその能力はあるけど、それの(それだけの)専門ではなく、他の専門としてのスキルの1つにそれが備わっていた、というのだと思う。

目指す方向は違うけど同じスキルは欲しい。目指す方向は違うから、同じルートを取るんじゃなくて、まっすぐに向かいたい。そんな感じかな。

結局は教える側の(教えるということに関する)スキルとかマニュアルとかノウハウがまだ積み重ねられても纏められてもいないということ。まだまだ試行錯誤の序盤ということ。なんだけど、目指すべき姿っていうのは、予め共通して持っておきたいなぁ、と感じた。

あと思ったのは、地図読みとかの講習でオリエンテーリングやらせたりで、説明しているときに、まぁ実際の山歩きなんかでは走らないから走らなくてもいいといえば走らなくてもいいんですけどね、ということはよくある。まぁみんな走っちゃうんだけど。

オリエンテーリングで、全然走らずに歩いて進むだけでやっていてナビゲーション能力は高まっていくのだろうか?ナビゲーション能力だと難しいので簡単にいえば、歩いてのオリエンテーリングだけやっていて、つぼらない(つぼることが少なくなる)ようにはなれるのだろうか?Eクラスを時間は別にして完歩できるようになるのだろうか?ということ。

どの講習も(なるべく速く、と走る)オリエンテーリングを軽んじてはいないのはわかってる。まったく無視して進むことは、多分できないんだろうな、とは思う。前面に押し出すと一般人に引かれるのもわかる。ではどうしたらいいのか。あくまでスキルを学ぶためのツールとして使おうとするとき、オリエンテーリング界の人では(本人に自覚がない程度に)ちょっと熱くなりすぎる気がする。自分だったらそうなってしまう。

難しいなぁ。

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この記事を書いた人

静岡県静岡市清水区在住のウェブサイト運営者。ネット上ではc-miya、orefolderなどの名前で活動しています。

ストレスに弱いので、できるだけ好きなことだけをして生きたいと思いながら生活しています。「楽しい」が優先順位の一番上に来るようにしたいですね。

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