先日、メインサイトの方でFREETELのスマートコミコミ+(スマコミ+)についてちょっと書きました。最近(一部で)話題になってた「スマートコミコミ+プランがなんか酷い」ということに関連しての記事で、チャットサポートに質問してたら途中で返信なくなってそのまま定時で事前通告なくチャット終了となったことなどを書いています。
サイト上の表記が変わっていた
先の記事で、私は以下のように書きました。
ここの表記が明日あたりにひっそりと変わっていないことを祈ります。ここの表記が明日あたりにひっそりと変わっていないことを祈ります。(大事なことなので2回書きました。)
で、昨日4月11日に再びチェックした所、表記が変わっていました。
「該当機種ご利用3年目以降は返却の必要はありません。」が「該当機種ご利用4年目以降は返却の必要はありません。」になっています。1年伸びてますね。(あと2回同じ文が続いていたのが1回になりました。)
まぁ、割賦は36ヶ月(=3年)なので、割賦終了後の4年目以降は返却の必要がないというのはわかります。前の表記だと割賦は3年だけど所有権が移るのは割賦終了前の2年でOKとも読み取れました。それを確認するチャットであのような対応だったのですが…。
実態にあっているように修正されるのはいいんですが、さすがに1年の差があるのなら、なんらかのお知らせと言うか、修正しましたという表記も欲しかったですね。残念。
プレスリリースも変わってた
密かに変わったものがもう1つあります。
スマートコミコミ+に他社製のスマホが加わったというプレスリリースですが、これも一部修正されています。
現在、このプレスリリースの「とりかえ~る」の説明には以下のように注意書きがテキストで書かれています。
※2)1年以上1年半未満の故障や破損による交換の場合、弊社規定の免責金額が発生いたします。
「スマートコミコミ+」で選択できる新製品としてHUAWEI、ASUSなど5機種を新発売! | FREETEL(フリーテル)
これ、以前は注意書きのところも含め画像で掲載されており、注意書きは「※2)1年以上1年半未満の故障や破損による交換の場合、新品価格の20%で最新機種へ交換(Priori 4の場合2,500円)」と書かれていました。
「新品価格の20%」という部分が「弊社規定の免責金額」と変わり、価格が公開されなくなりました。チャットサポートで問い合わせた人によればやはり20%のようです。これは今後他社製品の元の新品価格が変わったり、自社製品と他社製品で差をつけるとか、そういうことも想定されます。今のところ妄想でしかありませんが。とりあえず不透明になったことは確かです。
わざわざ不透明化するというのは、かなり感じ悪いです。
プレスリリース内容を変更して連絡なし
なお、元のプレスリリースはPRTIMESには残っています。
こちらで各メディアへも送られた元のプレスリリースを確認することができます。(私もこれと同じもののPDFを広報担当より受け取っています。)でも内容を変更したことは特に通達されていません。
最初のプレスリリースを元にして20%という部分を含めて記事にしたところは、そのソースが変更されてしまったので、ソースと記事の内容が合わなくなってしまっています。極端に言えば勝手に20%という価格を捏造してしまったようにも見えます。 これはやっぱり酷いよなぁ。
せめて連絡を
サイトの内容修正にしろ、プレスリリースの修正にしろ、変更するのは構いません。ただやっぱりその変更を分かるように表記するなりプレスリリース送ったところに連絡するなりはしてほしかったなと思います。
FREETELはブロガーイベントの記事も含め、メディアの記事では修正依頼が多いとも聞きます。私もブロガーイベント的な関係で実際に書いた記事で、公開翌日に修正してくれと言われたことがあります。修正して連絡したらまだだと言われ、FREETELとの仲介をしている方からは、あんまりこういう記事だともう呼ばれなくなるかもしれませんよと言われ、実際次の機会には呼ばれませんでした。(普通の記者発表会などは参加できていますので出禁というわけではないはずです。)
増田社長自身に対しては、記者発表会での振る舞いや囲み取材で嬉しそうに色々喋ってくれるところはメディアに好まれていますが、会社としての評価はメディア関係者からはあまり良くないという印象です。(あくまで私の印象ですが。)
こういった部分は、今後どういった企業になっていくのかという部分で大事なので、慎重にやってほしいと思います。もう「ベンチャーの小企業」じゃあないんですから。
今後を憂う
今回のことを含め、やはり最近のFREETEL、プラスワン・マーケティング社は好きではありません。ネット上では「まるで情弱を騙す手法がソフトバンクみたいだ」とも言われています。スマホとSIMとのセット販売を始めた頃から、プランも複雑化し、サイトもわかりにくくなりました。記者発表会などでも「あぁ、そういう方向のキャリアになりたいんだな」というような印象を受けていました。このあたりは非常に残念です。
不安を覚える海外展開
さらに、プラスワン・マーケティングは「通信サービスを含めた」海外事業展開を予定しています。
これまでも端末の販売自体は行っており、一部の国ではそれなりに売れているようです。それが今後は海外でも通信サービス事業(MVNO事業)をやるみたいです。海外ではどんなプランを展開するのでしょうか。日本と同じやり方なのかそうではないのか。
Made by Japan
これが日本のやり方だ、と誇らしげに言うのであれば、誇れるやり方でやってもらいたいですね。