ドラゴンクエストI&II(HD-2D版)を買って遊んでクリアした:思ってた以上に楽しめた良リメイク作

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2025年になってHD-2D版となってリメイクされたドラクエ1&2を購入し、ちょこちょこプレイしていたのが、ようやくクリアまで行きました。

いやぁ、面白かった。思っていた以上に楽しめたリメイクでした。

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私とドラクエ

私とドラゴンクエストの出会いは、もうはるか昔のこと。兄の友だちの家でプレイしてるのを横で見ていたのが始めでしょうか。その後、自分でもプレイする機会があったと思うけど、最初のラダトームを出て、防具を買うとフィールド上の自分もその防具を装備した姿になるのがとても気に入ってました。

ただ、自分でちゃんと手に入れて最後までプレイしたのはドラクエ4が最初だったかも。1と2もSFC版のリメイクを買った覚えはあるんだけど、あまりしっかりクリアした覚えはない…。ドラクエ2のドラゴンの角くらいまではプレイした気はするんだけど…。

その後、リメイクも含めればナンバリングタイトルは3・4・5・6・7・8・9・11はプレイしてちゃんとクリアしてました。

2024年にドラクエ3がHD-2Dリメイクされたときは興味はあったけど結局プレイせず。なんか事前に出てきた画面でどうにも横に広すぎたりモンスターが小さかったりで妙なスペースがあるのが嫌だったんですよね…。

最初は今回の1&2も同じような印象だったので買うつもりはなかったのですが、なんか発売直前になって購入意欲が湧いてきちゃったんです。

グラフィックは良くも悪くも

自分の知ってるドラクエ1はSFCどまりだったので、やはりこのHD-2Dの見た目は驚きましたね。うん、すごい。

ただ、視点は固定(?)されているので、一部で建物への入口が横向きで見えなくてわかりにくかったり、階段なんかも見逃しがちでした。グラフィックは向上してるものの、そのせいで溶け込みすぎてわかりにくくなってる、みたいな。

メッセージウィンドウも横に広すぎず、基本的に4:3の範囲くらいにまとまっているのかな?と感じました。だいたい画面の中央の4:3~1:1あたりを見ていればよくて、あとは周辺視野のように「見えているけど見なくてもいい」みたいな。

ウェブ上なんかで小さな画像で画像内を全部いっぺんに視界に入れられる状況だと妙なスペースがあるように見えてしまうけれど、これがテレビの大きな画面に映るとわりと自然に見える気がします。これは事前に思ってたのと実際にプレイしてみてで、けっこう印象が変わったことの一つです。

戦闘はグラフィックもだけど声がいい

戦闘画面の敵の大きさについては、思ったよりは気にならなくて安心しました。コマンド入力時は小さくても、戦闘開始で少し大きくなったりするし。ただ1の頃の一人旅時点ではやっぱり少しスペース余りがちだったかな_

あ、あと戦闘画面で装備する武器によってグラフィックが変わるのはすごく良かった。サマルトリアの王女は武器種によってけっこう持ち方も変わるのが良かったね。(もしかしたら他のキャラもそうかもだけど、私の場合武器種が大きく変わったのはサマルトリアの王女だけだったので…。ムーンブルクの王女は杖とムチとであまり変わらなかったし。)

あと戦闘はグラフィックが良くなったのはもちろん、声がいい仕事してくれたと思う。サマルトリアの王子はなんだか頑張ってる感あるし、ムーンブルクの王女も悲壮感というか必死感とかあるし、かとおもえばサマルトリアの王女は「頑張れそう?」とか「くらっちゃってー」とか緩くもありつつ気遣いできそうな感じが出てて良いです。

そんな通常戦闘時もいいし、中ボスを撃破したときの最後の決め台詞も毎回良かったですね。

ムーンブルクの王女が「ワオ~ン」と吠えだしたときは驚きましたけど…。

ちなみに、今回のリメイク版では難易度のようなものもあって、私は楽ちんモードでプレイしました。これだとHPがゼロにならないのでどんな強敵も負けません。経験値やお金も入りやすいみたいで、本当に楽ちんです。

戦闘の難易度とかそういうところで楽しみを見出す人は難しいモードで楽しめばいいですけど、私のようにあまり時間もないし面倒なのは嫌でストーリーを楽しみたい派には楽ちんモード、ありがたいです。

なによりストーリーの補完が良かった

正直、以前のドラクエ1&2に関してはあまりしっかりとプレイした覚えもなかったのでストーリーの思い出に関してはかなり希薄でした。なので、今回もどこまでがオリジナルで、どこからが追加要素なのかはいまいちわかってません。妖精とか人魚とかは追加要素…なんですよね?

これらの追加要素がかなり自然に入っていて、しっかりと物語を膨らませていたのが良かったです。

1と2と、それぞれ単体で遊んでもそれらストーリーの膨らましは満足行くものなんですが、どうにもこう、「ロト三部作」としてうまく繋げて1つの物語として完結させたな、という満足感があります。

例えば映画のバック・トゥ・ザ・フューチャーも三部作それぞれ面白いけど、3つすべてを見ることで1つの物語として完結するようなのがあるじゃないですか。それに似たものを感じました。これはリメイク前では感じなかったものです。そういう要素をリメイクでうまく入れてきたな、と。

…まぁ、実は今回は攻略サイトを見ながらだったので、エンディングのこととかはネタバレを喰らいつつだったのですが…。それでも発売前に「2回目のスタッフロールの後」がどうのと言っていたことの意味がわかったというか、実際に見るとウルッとしてしまいました。そして、そう仕向けるために1と2と、どちらにも少しずつ種を仕込んでたのがわかります。

あぁ…ドラクエ1&2リメイク、買ってよかった…。

本当に1&2は楽しめたので、この調子で3も買ってしまおうかな?と考えています。なんか今、ダウンロード版が1&2も3もセールしてるらしいんですよね。さぁ、どうしようか…?年末、いろいろやらなきゃならないから時間ないといえばないんだけどなぁ…。

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この記事を書いた人

静岡県静岡市清水区在住のウェブサイト運営者。ネット上ではc-miya、orefolderなどの名前で活動しています。

ストレスに弱いので、できるだけ好きなことだけをして生きたいと思いながら生活しています。「楽しい」が優先順位の一番上に来るようにしたいですね。

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