せっかく地元に戻ってきたので、山に走りに行く。前々から行ってみたかった竜爪山へ。たしか子どものころ遠足で行ったから何とかなるとか思っていたが、どうやら子どものころは途中までバスで行って、最後の部分だけ歩いたようだ。たぶん。
今回のルート概略図
家から走って10分もしないところに柏尾峠の入り口。ここから舗装道の急な登りが続く。さすがに走って登れないので歩いて登る。
で、柏尾峠。ここは2008年の元旦にも来ている。そのときは分からなかったのだが、この石碑の裏側からまたトレイルが伸びているのだ。なんて隠し通路!一応地図は持っているものの、ココからは初めてのルート。ドキドキしながらも進む。
しばらく進み、高山とその先への分岐。この時点でけっこうへばっていたので、高山は回避。だって出戻りになりそうな感じだったんですもの。
基本的に柏尾峠からずっと尾根を北に進むだけだったけど、穂積神社へ向かうため最後は尾根が分岐している。地図を見ながら行っていたので、あれを登りきったら分岐だな、と思って行ったのだが分岐が見当たらない。その先の尾根は進行方向とは違うほうに曲がっている。で、よーくみるとちゃんと案内があった。
ここは村越さんの案内でも注意点として書かれていたところ。読んでおいてよかった。
拡大するとこんな感じ。まぁ、ここに限らずルート上の間違えそうな場所には写真にもあるようなピンクのテープが張られていたので、それを見たら気をつける、と思っていれば何とかなる…かな。
その間違えやすそうな分岐のすぐあとにこの案内。分岐を曲がれずに進むとこの案内にある山へ向ってしまう。欅立山は888.8mと行って見たいような誘惑に駆られるが、そこは持ってきた地図外。あとたぶん40mくらい登ることになるのが嫌だったというのもある。
そして走り歩き、2時間3分で穂積神社に到着。ここから竜爪山までは徒歩60分と書かれている。竜爪山っていうのは薬師岳と文殊岳の2つのピークの総称。その手前側、薬師岳まで60分。走り始めから2時間くらいで引き返そうと思っていたのでここで引き返すことに。ネットでの情報ではこの先はハイキングコースではあるが、ほとんどが鉄の階段になってしまっているらしい。地図を見ても激アップだけなので走るのはできなさそう。そんな言い訳をした。
穂積神社の地面にこんなのがあった。龍穴。竜爪山から下りてきたおじさんは7回回っていた。僕はできなかった。
その後は少し休憩してからまた同じ道を引き返す。すべて同じというのもつまらないのでさっきスルーした高山にも登る。展望もよろしくなく、林の中にひっそりあるピークだった。というか今回は尾根の途中で清水市街が展望できる場所はあったが、ピークはどれも林の中で周りが見えなかった。そういう意味ではやはり竜爪山まで行くべきだったか。
今回も行く前にネットで少し調べたのだが、前回(約2年前)に比べだいぶ情報が増えていた。それもトレラン関係の情報が。このコースもそれなりに走る人がいるようだ。たしかに気持ちよく走れるところもあるけど、けっこう激しい登りもあったけどなぁ…。
帰りは下りでけっこう膝がやられてしまい、平地に下り着いたときも調子がよくなかった。柏尾峠からはまた一気に下りるので膝に辛い。この辺の感覚がハセツネでの最後5kmと似ていた。たぶん今日が今年最後のトレーニングだけど、う〜ん…あんまり今の状態はよろしくないようだ。来年はまたがんばりたいな。