新しいキーボードを購入 やっと分かってきた自分に合ったキーボードの選び方

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先週末、とある用事の帰りに寄ったヤマダ電機。そこで新しいPC用キーボードを購入しました。実はキーボードは昨年秋ごろまで使っていたものが調子悪くなり、その代わりとして購入したのはこれで3台目となります。

しかし、ようやく自分に合ったものと出会えたようです。そしていくつかのキーボードを見るうちに自分に必要だったもの、重要視する点が見えてきました。

気に入ってたのに使えなくなったキーボード TK-FCP025

2016年の秋頃まで使っていたキーボードはエレコムのTK-FCP025というものでした。すでに生産終了し、ネット上では打っているところを見つけられませんでした。

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買ったのはもういつだったのか忘れましたが、長い間使っていました。その買い替えたときも特に違和感なく移行できたのですが、それはけっこう運が良かったのだと後でわかりました。

パンタグラフ フルキーボード – TK-FCP025シリーズ

キーピッチ 19.0mm
キーストローク 3.3mm
サイズ 幅389.3×奥行131.3×高さ25.0mm

打鍵音はそれなりにしたのですが、なかなか自分の指にあっており、キーの印字もいくつかは禿げてきていました。そして一部のキーがどうにも反応が悪くなってきたのが夏頃。また、自宅で作業することも多く、PC机との配置上、テンキーがない方が良いんじゃないか?と考え始め、新しいキーボードを探しに行きました。

おもちゃみたいな打ち心地 TK-FCM077P

Amazonを見たり、近所の電気屋を巡って購入したのがエレコムのTK-FCM077Pでした。テンキーはなく、横幅33.3cmというコンパクトなキーボードです。

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しかしこれは失敗でした。なにか打ち心地が良くないんですね。どうにもプラスチッキーなおもちゃ感が拭えません。また、なによりキー配置がよくありません。右端のキーが余分なんです。HomeキーやPgUpなどが右端に配置されており、DelやBack spaceが右柄2番目になっています。これが良くなかった。DelやBack spaceは良く使うキーであり、それの押し間違いがよくありました。

ミニ有線キーボード – TK-FCM077PBK

キーピッチ 19.0mm
キーストローク 2.8mm
サイズ 幅333.0mm×奥行143.0mm×高さ22.5mm
エレコム 有線ミニキーボード メンブレン式 ブラック TK-FCM077PBK

エレコム 有線ミニキーボード メンブレン式 ブラック TK-FCM077PBK

 

悪くないけど矢印キーが使いにくい BSKBU14

そのうち東京に行くときにでもキーボードの展示が豊富な量販店に行って買ってこよう、と思っていたのですが、Amazonを見ていたら安くてなんとなく良さそうなものがあったので買ってしまったのがバッファローのBSKBU14です。

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テンキーが付いていますが、横幅34.4cmと最初のTK-FCP025より4.5cmほど小さく、テンキー無しのミニキーボードTK-FCM077Pより1cmほどしか大きくありません。

USB接続 有線スリムキーボード|株式会社バッファロー BUFFALO

キーピッチ 19.0mm
キーストローク 2.5mm
サイズ 幅344.0mm×奥行138.0mm×高さ21.0mm

これは基本的には悪くなかったのですが、ちょっと気になったのは2点。

  • キーの斜めになっている部分が下側のほうが広く、真上から見てもなんだか下から見ているような見た目。だまし絵でも見ているよう。
  • 矢印キーが小さく、またその場所が微妙に下にはみ出している。

実は矢印キーはキーボードを選ぶ際の重要な点として捉えていました。文章を打つときやスプレッドシートの入力で私は矢印キーをよく使います。なのでこれがブラインドタッチでしっかりと打てるかどうかはけっこう重要。

なのにこのキーボードはその位置がなかなか微妙で、しかもキーが小さいこともあって押し間違えることが多かったです。慣れればなんとかなる、と思っていたのですがダメでした。

iBUFFALO USB接続 有線スリムキーボード ブラック BSKBU14BK

iBUFFALO USB接続 有線スリムキーボード ブラック BSKBU14BK

 

そして巡り合ったスタイリッシュキーボード TK-FCP004

BSKBU14は多少の不満があるものの、使えないわけではありませんでした。矢印は見ながら出ないと打てませんでしたが。それで20日に東京に行く予定があったのでその時に…と思っていました。しかし偶然寄ったヤマダ電機で出会ったのがTK-FCP004です。

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ヤマダ電機でこれを見かけ、その場でググったりAmazonのレビューを見たのですが、どうにも見覚えがあります。どうやら事前にチェックしていたものの1つだったようです。

薄型パンタグラフフルキーボード – TK-FCP004シリーズ

キーピッチ 19.0mm
キーストローク 2.5mm
サイズ 幅375.5×奥行115.7×高さ14.4mm

元値は5,000円ほどですが、すでに生産終了していることもありAmazonでの価格も高騰しており2017年1月17日現在で6,580円。Aamzonでチェックした時は、これが自分に合うかわからなかったですし、触ったこともないものに6,580円はなぁ…と思っていました。

ところがヤマダ電機で見かけたこれは税抜1,280円・税込でも1,382円でした。かなり安い、最安値帯の製品でした。この差にはちょっとびっくり。

TK-FCP004の一番気にいったところはキーの配置です。矢印キーの周りやリターンキーのあたりが最初のTK-FCP025とほぼ同じなんですよね。ヤマダ電機でTK-FCP025の写真と見比べながら探した甲斐がありました。

唯一心配だったのが「かな印字」がないことでした。まぁ普段はローマ字入力なので関係ないのですが、極稀にそれを利用するフォントを使うことがあったので…。まだその時は来ていないのですが、頻度は高くないのでなんとかなるでしょう。かな印字されていない分スッキリしていてスタイリッシュですしね。

エレコム キーボード 有線 パンタグラフ テンキー付 TK-FCP080BK

エレコム キーボード 有線 パンタグラフ テンキー付 TK-FCP080BK

 

ちなみにそのヤマダ電機には展示品を除いて3台あり、そのうち黒は今回購入した1台のみ。あとはホワイトでしたが、このまま使い続けて行けそうなら、残りの2台も確保しちゃおうかな、なんて考えています。

自分がキーボード選びで重要視するのはキー配置

自分に合うキーボード選びがここまで難航するとは思いませんでした。それでもおかげで傾向が見えてきました。

キーボードで重視する点というのは人によって違うと思います。いくつかのポイントになるであろうものから、自分の好みを挙げてみます。

キーボード構造

キーボードは大きく分けて「メンブレン」「パンタグラフ」「メカニカル」「静電容量無接点」の4つの方式があります。普通のPCに付属するようなのはメンブレンが多く、ノートPCなどではパンタグラフ、メカニカルや静電容量無接点は高級なキーボードが使っています。

自分も一応ウェブ上にモノを書いて生活している身ですし、そういったプロ御用達の高級なキーボードも考えたことはあります。しかし自分の好みは「パンタグラフ」なんですね。キーストロークが短いのが好きなんです。どうしてもメンブレンのキーはムダに長く押し込んでいるような感覚になってしまいます。

また、高級なキーボードの特徴としてよく「疲れない」というものがあるのですが、キーボードを打っていてそんなに「疲れた」と思うことはありませんでしたし、適度に休憩を取っているので重要視していませんでした。

キーストローク

キーの深さとも言えるキーストローク。先ほど書いたようにパンタグラフのような浅いものが好みです。が、最近購入したキーボードはこのキーストロークの値はバラバラです。それでもそんなに気になりませんでした。メンブレンのものは4mm近くなりますからね、それに比べれば…なのかな?

キーピッチ

これはほとんど意識してなかったのですが、購入したものは皆19mmでした。わりと一般的なサイズなんでしょう。これのおかげか、どのキーボードでも普通に文章を打っている時は違和感なく打てました。だからこそ、この値が変わってしまうと慣れるのに時間がかかるかもしれません。

サイズ

最初はテンキーが邪魔で姿勢が悪くなっているんじゃ?と思って小さいサイズのものを探しました。自分の机の上のスペースを見ても、40cm以上あるものはキツそうです。なので「人間工学に基づいた」とかのちょっと独特な並びをしているキーボードたちは自分には無理そうです。ゆったりしていて打ちやすいのかもしれないですが。

キー配置

自分の場合、結局はこれに尽きました。特に矢印キー周りです。ちゃんと右下に他のキーとまとまってあって、右の上、上の右にShiftキー、その上にEnterキーが、そしてBackspaceとDeleteが有る、そういうキーボードでなければダメなようです。

人によってはFnキーやWinキー、Altキーあたりの配置が重要な人もいるようですね。このあたりは人によってよく使うキーが違うのでそれに合わせて、ということでしょう。

私の場合はこの項目がもっとも重要でした。もし今のキーボードが調子悪くなってしまった場合も、できるだけ似た配置のキーボードを探そうと思います。

まとめ

今のところ、今回購入したTK-FCP004に満足しています。ちゃんとほとんどのキーをブラインドタッチできますし。

ただ角度をつけるために引き出した足が滑るような気がします。だんだんキーボードが斜めってるような。これはあとで何かしらのシートを貼って対策するつもり。

長いあいだ使えることを祈っていますが、もしものために残りのホワイトを確保しておくかどうか、悩みますね。

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この記事を書いた人

静岡県静岡市清水区在住のウェブサイト運営者。ネット上ではc-miya、orefolderなどの名前で活動しています。

ストレスに弱いので、できるだけ好きなことだけをして生きたいと思いながら生活しています。「楽しい」が優先順位の一番上に来るようにしたいですね。

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