テレビで面白い番組を見た。
100万円を街にいる若者に与え、5時間で使い切ってもらう。
使い切れなかったら全額返却。
で、その過程で若者の心境にどう変化があるか・・・というもの。
今回の若者はまず自転車を買った。いろいろカスタマイズして、60万以上。
で、その後もデジカメとか買っていくんだけど、そのうち欲しくないものも買う。
「買いたい物がもうなくなってしまった。」と言う。
「何か・・・悔しいですね。」と言う。
どんどん怖くなっていったらしい。
いつもは時間をかけて、じっくりと考えて買うのに、それをどんどん買ってしまう。
最後には「買いたいから買う」ではなく、「使わなきゃ、で買う」になっていく。
確かにね、怖いかもしれない。悔しいかもしれない。
でも、僕に言わせればやっぱりうらやましい。
僕もそんな100万円を使ってみたい。
彼は言っていた。
「例えば、この靴も安物で、でも、とても気に入っていて・・・。
でも、こうやって今日買ったものも同じように愛せるのか、わからない。」