団体戦

 そして、この日はやってきた。
ME1走の召集がかかり、スタート地区へと入る。
周りのものすごい応援の嵐。
心地よい緊張感が身を包む。
やるだけのことはやる、そして結果を出す。
今年は、絶対!

 スタートの合図とともに走り出す。
落ちつきを忘れずに地図を見る。スタートフラッグで一瞬立ち止まり、
再び駆け出す。
順調に1ポにたどり着く。その1瞬後に見たことのあるトリムが。
東大、宇田川だ。
次のポストへのルートも同じようだ。
彼は速い、僕なんかよりもずっと。
でも、負けない!負けていられない。
離されないように、必死で食らいつく。
2ポをとり、3ポへ向かう。少し通る場所が違ったりして、
少しずつ離されていく。
視界には捉え続けてやる、そう思いながら3ポへ。

 3ポを目前に捉え、走っていたのは僕。
そして転んで倒れたのも僕。
右足が痛む。膝が言うことを聞かない。歩くのも辛い。
やばい!
そう思ったときには宇田川はすでに視界から消え去るところだった。
こんなところで終わってたまるか!今年は、今年は!
ちくしょう、治れ、治れ、早く、早く!

 その後、何とか走れるように回復はしたものの、またもや大きなミス。
6ポから8ポへと向かってしまっていた。(頭の中では)
何か変だと思いながら道を行くと、さっきとったはずのポストが。
ここでようやく現在位置を把握、自分が7ポをとばしていることに気付く。
馬鹿だ。
大きなタイムロスだ。

 この大きなロスの結果、自身のタイムは64分44秒。
こん馬鹿なミスがなければ60分はきれていただろう。
後は仲間に託すのみだ。

 僕がゴールしてから約4時間後、図書館情報大学MEチームはゴールした。
結果13位。初の完走を遂げた。
4年間の目標が、今、果たされた。

 4年間もかかってしまったけど、
ほんとうに、ありがとう。

ABOUT ME
著者近影
宮城島 俊太 (Shunta MIYAGISHIMA)

茨城県つくば市在住のウェブサイト運営者。ネット上ではc-miya、orefolderなどの名前で活動しています。

ストレスに弱いので、できるだけ好きなことだけをして生きたいと思いながら生活しています。「楽しい」が優先順位の一番上に来るようにしたいですね。

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